はじめての方
当院について
-
予約方法は?
-
スマートフォンやパソコンからのWeb予約、Lineアプリ予約が24時間利用可能です。
お電話000-000-0000、診療時間内)での予約も可能です。
-
予約枠がいっぱいの時は?
-
直接お電話(000-000-0000、診療時間内)でご相談ください。
-
予約なしでも受診できますか?
-
予約なしでの受診もできますが、当日の状況、時間、診療内容によっては待ち時間が長くなったり、あらためてご予約をいただくことこともございます
できる限りご予約での受診をお願い致します。当日もWeb予約、Line予約、電話予約(詳細はこちら:はじめての方・当日予約について)を承っております。
-
紹介状は必要ですか?
-
紹介状がなくても受診いただけますが、他院に通院中の方は紹介状をご持参いただくと診療がスムーズです。
-
どんな時受診すればいいですか?
-
乳腺に気になる症状がある方は、早めにご受診ください。
他にも、乳がん検診を受けたい、当院で乳がんの術後治療・検査を受けたいなど、何でもお気軽にご相談ください。
詳しくは診療内容をご参考ください
-
乳がん検診はできますか?
-
当院はマンモグラフィ、エコー検査による乳がん検診を行っています。お気軽にご相談ください。
詳しくは乳がん検診をご参考ください
-
乳腺以外のことでも受診できますか?
-
当院は乳腺専門クリニックですが、医師は「外科専門医」でもあるため幅広い疾患への対応は可能です。
個別にご相談ください。
-
授乳期の乳腺炎もみれますか?
-
乳腺炎の診療も可能です。お気軽にご相談ください。
-
男性は受診できますか?
-
男性に発症する乳腺疾患の多くは女性化乳房症で必ずしも受診の必要はありませんが、可能性は低いものの男性にも乳がんを発症することがあります。乳がんを疑う症状がある場合はご相談ください。
-
小さな子どもを連れて受診できますか?
-
可能ですが、診察、検査(マンモグラフィ、エコー検査)、処置は、お子様を抱っこの状態で行うことができないため、ベビーカーなどに乗せていただくか、スタッフに一時的にお預かりさせていただくことがあります。
-
スタッフは女性ですか?
-
医師(院長)を除き、放射線技師、看護師、受付スタッフはすべて女性です。
-
受診時に何を持っていけばいいですか?
-
健康保険証を必ずお持ちください。
その他、お持ちの方は 老人・身障医療等の受給者、浜松市検診クーポン、乳がん検診の結果通知書、他院の紹介状、お薬手帳(お持ちの方)をご持参ください
-
キャッレス決済(クレジットカード、スマートフォン)はできますか?
-
クレジットカード(VISA、Master、JCB)、QRコード(PayPay、 楽天Pay、 LINEPay)での決済が可能です。
現金でのお支払いも可能です。
電子マネー(nanaco、 WAONなど)は対応しておりません。
-
どこの病院と連携していますか?
-
地域のがん診療基幹である浜松医科大学附属病院、聖隷浜松病院、浜松医療センター、磐田市立総合病院と緊密に連携しています。他にもご希望に応じて医療施設を紹介いたします。
-
駐車場はありますか?
-
〇台分ございます。
乳がん検診について
-
浜松市の検診クーポンは使えますか?
-
基本的には使えません。
(使用できる医療機関が自治体内の施設に限定されていることが多いです。詳細は各自治体にお問い合わせください。)
-
乳がん検診にかかる費用は?
-
浜松市検診クーポンをお持ちの方
乳がん検診無料クーポン券(40歳の方) 無料 (マンモグラフィのみ)
がん検診受診券(40歳以上、偶数年齢) 1600円(マンモグラフィのみ)
※浜松市以外の検診クーポンについては各自治体にご確認ください。
※エコー検査併用をご希望の方は、+4000円でエコー検査を追加します。検診クーポンをお持ちでない方
マンモグラフィ+エコー検査 9000円
マンモグラフィのみ 6000円
エコー検査のみ 4000円
※乳房に症状がある方は乳がん検診(自費診療)ではなく、保険診療になります。症状のある方はお申し出ください。
-
乳がん検診にかかる時間は?
-
混雑状況にもよりますが、30-40分程度が目安になります。
(目安:受付5分、着替え5分、マンモグラフィ5分、エコー検査10分、結果説明5分、着替え5分、会計5分)
-
乳がん検診の結果はいつわかりますか?
-
当日、診察室で結果を説明します。ご希望の方は後日郵送でお伝えすることも可能です。
-
乳がん検診にマンモグラフィは必要ですか?エコー検査だけではだめですか?
-
「乳がん死亡率減少効果」が科学的に証明されている検診方法は「マンモグラフィ」だけです。エコー検査のみでは乳がん検診として不十分な可能性があるため、マンモグラフィができない方(ペースメーカー装着など)以外ではおすすめはできません。
-
乳がん検診に視触診は必要ですか?
-
視触診単独の乳がん検診には「乳がん死亡率減少効果」がありません。実施する場合は、マンモグラフィとの併用が推奨されています。当院ではマンモグラフィ検診で視触診併用を希望の方に行っています。
-
症状があっても乳がん検診が受けられますか?
-
乳房に症状がある方は乳がん検診(自費診療)ではなく、保険診療になります。症状のある方はお申し出ください。
-
妊娠中、授乳中でも乳がん検診が受けられますか?
-
妊娠中、授乳中はマンモグラフィの精度(病気の見つけやすさなど)が低下するため、エコー検査による乳がん検診をおすすめします。授乳が終了して落ち着いたところでマンモグラフィによる乳がん検診をお受けください。
-
豊胸術後でも乳がん検診が受けられますか?
-
マンモグラフィでは撮影時の圧迫によって内容物が破損する可能性があるため、個別に相談します。
マンモグラフィを行わない場合はエコー検査による乳がん検診をおすすめします。
-
体内に金属(ペースメーカーなど)があっても乳がん検診が受けられますか?
-
マンモグラフィでは撮影時の圧迫によって位置がずれたり、破損する恐れがあるため、原則としてマンモグラフィ検査を受けることはできません。エコー検査による乳がん検診をおすすめします。
-
乳がん検診の結果が「要精密検査」の時は、どうしたらいいですか?
-
乳がんに可能性があるため、必ず乳腺疾患を専門とする医療機関での精密検査をお受けください。当院は乳腺専門クリニックであるためそのまま精密検査まで行うことができます。
-
乳がん検診は何歳から受けたらいいですか?
-
日本人女性では40歳からの乳がん検診が推奨されています。
血縁者の方に乳がんの方がいるなど、乳がん発症リスクが高いと思われる方は、30歳代で開始するのもよいかもしれません。なお、遺伝性乳がん卵巣がん症候群の方は25歳で開始することが推奨されています。
-
乳がん検診は何歳まで受けたらいいですか?
-
何歳まで乳がん検診に「乳がん死亡率減少効果」があるのかはわかっていません。
75歳をひとつの目安とする考えもありますが、個々の乳がん発症リスクや健康状態などから、個別に相談するのがよいと考えます。お気軽にご相談ください。
-
乳がん検診は毎年受けた方がいいですか?
-
2年に1回の乳がん検診が基本ですが、乳がん発症リスクが高い方は1年に1回の乳がん検診をおすすめします。お気軽にご相談ください。
-
ブレスト・アウェアネスって何ですか。
-
「乳房を意識した生活習慣」として具体的に以下の4つのことをいいます。
- 自分の乳房の状態を知る
- 乳房の変化に気をつける
- 変化に気づいたらすぐ医師に相談する
- 40歳になったら2年に1回乳がん検診を受ける
詳細はこちら:ブレスト・アウェアネス
-
高濃度乳房とは?
-
マンモグラフィでは乳房内の乳腺と脂肪の割合において、乳腺の割合が高いほど「高濃度(白っぽい)」に映ります。高濃度乳房ではそうでない場合と比べるとマンモグラフィで乳がんを発見しにくくなります。高濃度乳房に対してはマンモグラフィにエコー検査を加えた併用乳がん検診が特に有用と考えられています。
欧米のデータでは高濃度乳房の人は脂肪性乳房の人と比べて乳がんになる可能性がわずかに高いと報告されていますが、日本人においては詳細なデータはありません。また、「高濃度乳房であるかどうか」よりもその他の乳がん発症リスクの影響が大きいことから、「高濃度乳房であること」のみを心配する必要はありません。高濃度乳房かどうかに関わらず、乳がん検診を受けること、ブレスト・アウェアネスが大切です。
疾患に関すること
-
乳がんはどんな人がなりやすいですか?
-
乳がん発症リスク因子として以下が知られています。
- 血縁者に乳がんになった人がいる
- 乳腺の良性疾患(異型乳管過形成など)になったことがある
- 肥満(閉経後)
- 初経年齢が早い、閉経年齢が遅い
- 出産経験がない、初産年齢が遅い、授乳経験がない
- 糖尿病
- 高身長
-
家族に乳がんになった人がいます。私は大丈夫でしょうか?
-
乳がんの発症リスクとして特に大きなものは「血縁者に乳がんになった人がいる」です。
第1度近親者(母、姉妹、娘)が乳がんになったことがある場合の乳がん発症リスクは、母2.1倍、姉妹2.3倍、娘1.8倍とされています。第2度近親(祖母、叔母、姪、孫)の場合は1.5倍です。必ず乳がんになるわけではありませんが、一般より乳がん発症リスクが高いことから、より乳がん検診、ブレストアウェアネスが大切です。
-
乳がんを予防する方法はありますか?
-
乳がんを確実に予防する方法はありませんが、肥満(閉経後)が乳がん発症リスク増加因子、身体活動・運動はリスク減少因子であるため、「太らないこと」「運動をすること」は有効と考えられます。
-
乳がんは遺伝しますか?
-
乳がんそのものが遺伝することはありませんが、乳がんになりやすい体質」は遺伝することがあります。母親が乳がんになった場合、その娘に乳がんを発症するリスクは通常の2.1倍と報告されています。遺伝性腫瘍の1つである遺伝性乳がん卵巣がん症候群では、その体質を子は1/2(50%)の確率で引き継ぎます。
-
大豆、イソフラボンは乳がんの予防になりますか?
-
豆腐、納豆、みそ汁などのイソフラボンを多く含む大豆食品の摂取は乳がんの発症を減らす可能性があります。しかし、イソフラボンにはエストロゲン作用もあり、逆に乳がん発症リスクを増加する可能性もあるためイソフラボンサプリメントなどによる多量摂取は避けてください(1日30mgいかにとどめることが推奨されています)。
-
ピル(低用量経口避妊薬)を飲むと乳がんになりやすくなりますか?
-
乳がん発症リスクが増加する可能性がありますが、日本で行われた研究ではリスクの増加を認めていなかったり、国や地域によって報告や推奨が異なります。ピルは避妊や月経困難症で用いられますが、ピルで得られる効果と乳がんの発症リスク(乳がんの家族歴など)を個別に担当の先生と相談することが望ましいです
-
更年期でホルモン補充療法を受けると乳がんになりやすくなりますか?
-
エストロゲンとプロゲステロンを併用するホルモン補充療法では投与により乳がんの発症リスクが増加します。米国や英国からの報告では1.20倍から2.18倍程度のリスク増加がありました。また、ホルモン補充療法実施期間が長いほどリスクが高く、終了後3~5年で通常のリスクに戻るとされています。
-
夜間勤務する人は乳がんになりやすいですか?
-
多くの研究がありますが結果にはばらつきがあります。その中で、乳がん診療ガイドライン2022年版ではこれまでの研究をまとめた結果、女性夜間勤務者の乳がんの発症リスクは通常の1.22倍であったとしています。